ガンカイのはじまり_これから

2012年7月 アーツ千代田3331で藤浩志さんの美術展「なぜ こんなにおもちゃが集まるのか」が開催されました。

この美術展のワークショップエリアで、こどもたちにかえっこ(おもちゃの交換会)のおもちゃを改造してバックを制作してもらったのが、玩改(ガンカイ)ワークショップのはじまりです。

色とりどりのおもちゃでいっぱいの会場。おとなの私でもワクワクする空間。この空間とおもちゃたちとの出会いは、再資源化とアートの可能性を探るはじまりでもありました。

玩改(gankai)は玩具改造の略語。ガンカイアートで使用するのは、遊ばなくなったおもちゃたち。

これまでガンカイアートでは、こどもや親子がアート制作を楽しみながら、循環型社会やESD(環境教育)について学び・考える場を提供することを目指し、地域団体や地域のこどもたちと一緒に活動をしてきました。

活動開始から13年。パンデミックの影響を受け、活動休止も経験しましたが、2024年〜自宅に眠っていたおもちゃを改造して個人制作や展示を行うなど、新たな活動もスタートさせました。

遊ばなくなったおもちゃで新しい・楽しい何かを

今後はガンカイワークショップはもちろん、ガンカイ作家として、様々な活動にチャレンジしていきたいと思っています。循環型社会の実現に向けた取り組みのひとつとして『アートだからこそできること』その可能性を遊ばなくなったおもちゃたちと一緒に、見つめていけたらと思います。

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